明日、5月14日は野澤遙(Gtr.)の誕生日。21歳になる。
彼のことは高校一年生の時から知っている。
だから5年くらいの付き合いになるのかな
ベースの野田ちゃんと前ドラマーの西田は中学からの仲だけど、野澤は高校から。
出会った当初はまだReversi!のリの字もなかった。
高校の軽音部の新歓ブースで初めて彼を見たんだけど、第一印象は「軽音のブースでめっちゃ弾くやんめっちゃ自慢げにギター弾くやん‼︎‼︎‼︎」だった。
軽音部がそこまで盛んではなかった俺らの高校ではとりあえずギター弾けたらちょっと自慢出来たし、なんなら中学から(中高一貫校)ギターを弾いてた俺はわりとギターを弾くことに誇りを持っていた。
だから高校では軽音部でチヤホヤされようと、得意げな顔で軽音部のブースに行ったのに、こいつめっちゃ弾くやん1人でずっと弾いてるやん‼︎‼︎‼︎
先輩もそんな「すごい上手いね!」「え、絶対入ってよ」なんて甘やかしたらよくないですって!
「いや〜そんなことないですよ」とかこいつもこいつで言ってんじゃないよ!
そんな第一印象でした。
(その日俺は特に見せ場も無く、「まあ弾き語りは俺の方が上手いしな。曲も作ってるし、フロントマンとしては俺だな。」と何度も言い聞かせながら帰宅)
ー それからしばらくして...
新1年生でバンドを組んで初ライブをする”通称:公開処刑”というライブに出ることが決まり、1年生だけでバンドを組むことになった。
今だから言えるがぶっちゃけ俺は、ずっとギターもやってるし知名度もあるし(←なんの)、すぐにみんなから「組もう組もう!」と声がかかるに違いないと思っていた。
が、しかし
周りの同級生たちは入部時点からすでに友達同士で組んでいて、この時にはもうほとんどの一年生がバンドを組んで何の曲をやるかまで話していた。ショック!!!
完全に出遅れた、、、。終わった、、、。
そんな中あぶれていたのが、俺と男の子もう1人と野澤だった。
新歓ブースでの悔しさを真摯に受け止め、こいつが仲間だったらどれだけ心強いかとその悔しさを逆に考えて、野澤に声をかけた。
「野澤くんさ(まだくん付け)、よかったら一緒にバンド組もうよ。俺余っちゃっててさ」
「あー...俺ベースの〇〇さんとあと誰かドラムお願いして、凛として時雨やりたいんだよね。ごめん」
断られた。嘘やん。
こいつあんなに悔しさを堪えて頼んだのにあっさりやん。
全然引きずったりはしなかったけどっ
結局もう1人の男の子と、美術部だった西田に無理やりドラムをやらせて”ワンオクターブ低い”スピッツのチェリーをやりました。
今思うと恥ずかしいです
一方、野澤はというと、、、
先輩3人と組んで、しまいには凛として時雨じゃなく俺の敬愛するBUMP OF CHICKENを歌ってやがった!!!!!
BUMPは俺の方が絶対上手く歌えるのに!!
しかも先輩が演奏してるからそりゃもちろんズバ抜けて上手いわけよ!!!!
時雨はどうした⁉︎ 3ピースはどうした⁉︎ しかもお前リードギターじゃないやんけぇぇぇぇぇぇ!!!!
そんな彼との出会いでした。
今じゃうちのバンドのエンジニアだし、ギャグセンスがちょと変だし、だけどきっと性格は一番いい
普段俺のわがままや無茶ぶりに必死に応えようとしてくれるし、応えてくれるし、ちゃんと仕事するし、真面目だし、でも緊張はメンバー1する
彼の作るギターリフは絶対的に信頼してる
多分周知の事実。
今年の7月でReversi!は、まる5年になるけど、人生の1/4はこのバンドになるけど、、、
うん凄いな。
続けてこられたのはまぁメンバーのおかげっしょ
↑ちょっと照れ恥ずかしいこと言うと野田ちゃんに怒られるからはぐらかしてます。
これからも俺についてきてください m(_ _)m
これからもどうぞ俺をよろしくお願いします m(_ _)m
名曲作ろうな、これからも
一足先に、誕生日おめでとう。
素敵な21歳を
Vo.Gtr.大天才アーティスト 平川己夢
高校時代の野澤くん