平川己夢のブログ

大天才アーティスト平川己夢です。より踏み込んだ、より根っこの平川己夢をここでは

活動休止と6年間

 

 

 

 

活動休止が決まったのは本当に2週間くらい前、

 

 

バンド始動当初こそ野澤と俺どっちもが作詞作曲をやってたんだけどある時から作詞は全部俺がやっていて。

もちろん野澤は”歌”を書く人なので自分の曲を自分で表現したいのは当たり前で、自分が歌いたかったりするのも当たり前で。

ずっと我慢して詞を隠した状態でバンドに曲をくれてた。

俺がそれに詞を載せて歌って。俺が作詞をする事はバンド内での総意ではあったけれど、やっぱり自分で書いた詞を上書きされるのは相当嫌だったと思う。

野澤が書いた歌詞を俺が歌えばいいじゃん、ってそんな簡単な話でもなくて。

俺自身も作詞作曲して自分で歌うし、野澤もそう。

これはもう俺がボーカルである以上成り立たない訳で。

そんな彼がここ最近苦しそうにしてるのを見て話を聞いたところ、このように打ち明けてくれました。

 

野田ちゃんは、ずっとこの6年間バンドありきで

バンドの将来のために自分の将来も選択してくれていて。

進む大学やバイト選び、生活の主軸をバンドに置いてくれていて。

俺が「本気でバンドやろうぜ」って誘った日から1番嫌そうだったのに自分の人生をずっと賭けてくれていて。

故に今、コロナの影響もあるけど生活が圧迫されている状態で。スタジオに入るのもやっとで。

野澤がこのバンドに居る事を振り返ったのもあって、彼女もまたずっとバンドに捧げてきた人生を振り返って。

 

 

俺はずっと売れたくて。

 

そんな感じで各々が今、バンドに対して振り返っている状況です。

 

 

 

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活動休止のご報告


 

 

 

 

5年9ヶ月26日

 

だいたい6年間

 

中学校に入って高校を卒業するまで、くらい。

俺らずっと1つのバンドで続けてきて。

 

87本のライブと既出曲17曲、未発表曲4曲の21曲

コピーは30曲くらいやったんじゃないかな

3枚のSingleと1枚のMini.Album、1枚のデモCD

3回の企画ライブに1回のワンマンライブ

 

 

これらが俺らの軌跡。

端から見たら、商業的には失敗なのかもしれない。Twitterのフォロワーは1000届かずだし、全然メジャーデビューもまだだし。音楽活動だけで生活は出来なかったし。

そんなんまだまだ努力と呼べるもんじゃねえだろって言われるかもしれない。

けど間違いなく言える事は、「頑張っていた」。それは確か。

 

 

 

色んな経験をさせてもらって。

自分も覚えてない程に。

 

心がボッキボキに折れて自分の感性、言動、全てを疑った日もあったし、「なんでこんなに頑張ってるのに」って何度も思ったし、頭の中でメンバーと何度喧嘩した事か。

 

そして何度色んな曲に、歌詞に、音に、憧れに救われて来たか。

 

言葉という存在が嫌すぎて洋楽だけ聴いてた時期もあった。英詞わからないから。

メンバーと数え切れないくらいの話し合い・ミーティングをして、度々喧嘩し、時に爆笑し。

ブチ切れてギター投げてスタジオ出てった日とかもあって。

 

優秀賞取った日の帰りとかはずっと「俺ら最高じゃね!?」って言い合ってたり、野田ちゃんの悩みを聞くだけで練習時間終わったり、風邪で誰かがスタジオ休めばそれだけで、全員揃わないのが嫌で練習行くの面倒かったり。

新しいアイディアが浮かべば終電までずっと話してたり、時に脱線して無駄話で盛り上がったり、ライブずたぼろで愚痴言い合ったり。自分達の曲に自分達で感動したり。

 

 

 

ーーー

 

 

 

活動休止って休止だから止まってるし、悲しくないって言ったらそれは勿論嘘。

切り替えて次に進めるかって言われたらそれは半分くらい速度は落ちるかも。

 

結構厳しい内容になるけど、恐らく俺らが活動再開するのは99%の確率で解散ライブになると思う。残りの1%でまた3人でやってくって事になったらそれはもう人生賭けてもらって構わないくらい凄い事な気がする。

 

今回、解散という形にしなかったのはテキトーな形で終わらせる事はしたくなかったから。

ワンマンライブもちゃんと出来ない状態で終わらせる事は出来ない、って俺ら3人ともそう思ってる。

 

俺が恩師とするボイトレの先生に出逢えたのも、一緒に売れてやろうぜって言い合えるバンド仲間・ライバルに出逢えたのもこのバンドを続けてきたからで。

9年前の音楽に出逢った時の自分からしたら、1人でエレキギターを弾いていた俺からしたら

ずっとずっと夢に近づいて見えるし、ずっとずっと羨ましいと思う。

 

 

 

だから、ここで諦めたら俺は中途半端すぎる。

音楽に出逢った頃の俺に見せたらカッコ悪すぎる。

「そんな恵まれた環境に居てやめたらそれはもうお前が諦めたって事だよ」って13歳の俺に言われた。

正直あと2,3年でデビューだと思うんだよね。うん。

今何言ってても実現しないと説得力はない訳だからやるしか無いんだけど。

俺は1人になってやっていけるのかって思う所もあるけど、きっと東京ドームのステージ真ん中に立つまで諦めらんないと思う。

 

今回の報告で沢山の人をガッカリさせてしまった事、本当に申し訳なく思っています。

夢なんて叶わないじゃねえかって思わせてしまっていたらごめんなさい。

 

今はそれでいいです。

でも俺が東京ドームに立った時には、夢=叶っちゃうモノ に書き換えて欲しい。

 

 

 

サイコーとシュージンだって18までにアニメ化は叶わなかった訳だし、

ルフィだって修行の為に2年間は”海賊ルフィ”を休んでるし、

剣心も一度挫折して逆刃刀封印してるし、

 

でも皆最後には夢にたどり着いてるんよ。

いっしょいっしょ、

 

 

 

 

 

Reversi!というバンドを続けて6年、応援して頂き本当にありがとうございました。

続けてこれたのは一重にメンバー2人、音楽関係者各位、身内各位、そして応援してくれる方々のお陰でした。

そして平川己夢が夢に近づいているのもまた同様の理由です。

 

Reversi!は一旦ここで幕引きですが、平川己夢の人生はまだまだ半ば、これからです。

今後とも精一杯やらせて頂きますので、何卒宜しくお願い致します。

 

 

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実はずっとお気に入り。卒業ライブの時の写真


 

 

追伸:

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1つのけじめとして消したいと思います。

今後の動向を気にしてくれるような物好きな方は下記の俺を見守って頂けると嬉しいです。

ただただ努力するだけのアカウントですが。

 

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