平川己夢のブログ

Reversi! Vo.Gtr.平川己夢です。より踏み込んだ、より根っこの平川己夢をここでは

新曲"グルモニタルのマーチ"と今の想いを語る - 𝑰𝒏𝒕𝒆𝒓𝒗𝒊𝒆𝒘

 

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約1年8ヶ月ぶりとなる新曲『グルモニタルのマーチ』リリース。初MVと制作の裏側、7/20ワンマンライブまで独占インタヴュー。リスナーをふと世界へと引き込むワード”グルモニタル”についても。Vo.Gtr.平川己夢がこの新しくも確かなる息吹を感じさせる楽曲と今の想いを語る。

 

 

▶︎この度は3rd. Digital Single『グルモニタルのマーチ』リリースおめでとうございます。

「ありがとうございます。そんなかしこまらずに話しましょうよ。とか言っても俺自身インタビューを受けた事ほとんどないんんですけど(笑)」

▶︎そうだよね(笑)まあ気楽にいきましょう!いきなりだけど恐らくリスナーの皆が思っている事だと思うんだけど、『グルモニタル』って何?

「はははは!そうですよね!そうだよね!意味わかんないよね(笑)うん、絶対聞かれると思ってた」

▶︎聞くよ、それは!(笑)

「えっとですね『グルモニタル』って意味なんだけど..........……これは、言いません!(笑)と言うのも、これは聴いてくれた人達に委ねたいと言うか、任せたいとかそういった想いで。もちろん俺らの中に、俺の中にもちゃんと『グルモニタル』の意味はあるんだけどそれは言わないでおこうと思っていて」

▶︎何で?

「それは俺も最近少しずつ思い始めた事なんだけど、やっぱり曲は、歌は、聴いてくれた人のものになって欲しいのであえて隙間を作っていると言うか。隙間に自分の考えとか、解釈とか、感情、思い出が入り込めたら曲はどんどん聴いてくれた人のものになっていくわけで。一見突き放しているように聞こえるかもしれないんだけど、実は全く逆で。むしろとても欲張りで。曲があなたのものになって欲しいという気持ちが強いというか。本当欲張りですよね(笑)」

▶︎ヒントとかもないの?

「ないです!すみません(笑)」

▶︎そっかぁ、じゃあ意味は僕達リスナーに自由に考えてくださいってことなんだね。とても気になるけど、わかりました。今回のリリースは前回の2nd. Single『アイ在る話/kanna』から実に1年8ヶ月ぶりのリリースになったわけなんだけども、どういった想いで今回のリリースに臨んだの?

「そうですね。すっごいあいちゃった(笑)今回はどうしても音源とMVにこだわりたくて、特に音や映像のクオリティーに。今までが妥協してやってたわけじゃないんだけど、今までより更にというか、ストイックに、いちミュージシャンとして世に出す作品にクオリティーを追求していきたかった。だからこれだけの時間を費やしてしまったんだけど」

▶︎納得のいくものはできた?

「はい。もちろんですよ。この曲をスタジオでプリプロ*1したんですけど、まだ僕らはプロではないので本当のプリプロのようにちゃんとした録音機材で録音したりできないので、メンバー同士で1人1人、互いの演奏を聴き合って、ここは自分のアレンジと噛み合ってないとか、逆に弾いてる本人がストイックにここのフレーズが曖昧なんだよねって申告したりしてましたね。レコーディング自体は10時間くらい掛かったのかな。初めてとてもいいプロの方が使うレコーディングスタジオで録らせてもらって、緊張したし帰りはヘトヘトだったりしたけど準備したかいあって納得いくものは出来ました。ミックス*2もエンジニアさんにすごいいっぱい我儘を聞いてもらって、約1ヶ月半に渡ってミックスして頂きました。エンジニアさん本当にごめんなさい、本当にありがとうございますって想いです」

▶︎相当自分達に厳しくしてたんだね。MV(ミュージックビデオ)の方はどうだったの?

「MVの方はですね、初めてちゃんと撮るもんだからどうしたらいいか全然分からなくて、踏み出せなくて。でも丁度その頃、今回監督・編集してくれたエドソウタくんに撮影とかMVとかいつでも呼んでね、って言われたのを思い出してお願いしました。ソウタくん実は同い年で、出会い自体は1年半前くらいにバンドマン飲み会みたいなとこで会って、そこから彼の展示会みたいなところで歌わせてもらったりとか仲良くさせてもらってました。彼とは共通の知り合いの話で盛り上がったり、撮影も終始明るい感じでやりやすかったり、彼に頼んで良かったって心底思います。なので今回は最強タッグで組んだ音源&MVになってます」

▶︎そうなんだ。そういった経緯でこの作品はバンドからクリエイターへ、そして僕らリスナーの元に届けられたんだね。同期同世代の仲間がいるのは本当に心強いよね。一緒に夢に向かっていくエネルギーを共有できる感じとか。今回のリリースに合わせて7/20にワンマンライブをやるんだよね、渋谷CLUB CRAWLで。

「そうなんですよ!渋谷CLUB CRAWLで。7/20が僕らの結成記念日なんだけどそこでリリースライブをやろう!って事になって。いっぱい人来てくれるといいな。ワンマンライブなんて丁度2年前に下北沢GARAGEでやったっきりだからね。来てくれるかなぁ」

 

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▶︎このご時世だからね。でも既に今でもライブはやってるわけでしょ?

「うん、まあ人数制限とか、検温、消毒、マスクはもちろん行った上でね。あとは、俺今大学3年生なわけでしょ?周りは皆就活をやってるんですよ。中高大学の友達たちとか皆。だから忙しくて観に来れないかな...とか心配になるんだよ。音楽始めた中1の時から俺はプロになる!日本武道館に立つ!って言ってたから、その”夢ってものは叶っていくんだって過程にちゃんとその過程にいた人がいてほしい”んだよね。俺欲張りな上に寂しがり屋だからさ(笑)俺は就活を卒業して2年まではしないって決めてて、それまでは、自分は音楽で売れるんだって前提だけで動く3年間を過ごしたくて。つい先日両親にも話して、そしたら『今それだけチャンスが来てるならやりなさい。音楽だけはお前が唯一ゼロから自分で始めた事だから』って言ってくれてあと3年は実家でお世話になる事になりました。もちろんトットト音楽で稼げるようになって家を出ていける事に越した事はないんだけどね」

▶︎すごいね。ちゃんと親説得して音楽の道に進む事を決意したんだ。でも中々覚悟の要る事だったでしょ。周りは就活しているのに。

「覚悟.........要りました(笑)一応それなりの進学校に通っていたこともあって、何なら大学も一般の4年生大学だし。友達にちゃんと大学通ってるのに就活しないのは自分の周りだと己夢だけしかいない、って珍しがられたりもして。でもちょっとそこが誇らしかったりするんだけど。もう音楽を始めて、プロを目指して8年くらいが経つんですけど、最初からずっと『俺はプロになる。バンドで武道館に立つ』って言い続けてるからもう叶えなくちゃいけないというか、叶ってくれないと困りますよね(笑)全然全く大丈夫だと思ってますよ!笑顔で日本武道館のステージで、1万5000人の前で『ほらね、夢って叶っちゃうんだよ?』って言ってやりたいですね。もちろんそんなとこで終われず東京ドームや日産スタジアムで歌ってやりますよ。だって俺伝説になりたいもん。ユーミンとか桑田(佳祐)さんとかに並ぶ日本を代表するミュージシャンになるの目指しているからさ」

▶︎大きく出たねえ(笑)皆どうしても大人になるに連れて、歳を重ねていくに連れて子供の頃の夢とか想いとか、忘れたり、失くしたり、否定したりして大人になっていく事が多いじゃない?そんな中で己夢みたいな考え方の人って中々いないなって思うんだよね。

「そうだね。そうかもしれないな。俺はどっちかって言うと大人になる事で子供の頃の、昔の思いや、出来事を否定したくないというか。ずっと言ってる事なんだけど、例えばそうだな。今はもう別れちゃったけど昔付き合ってた恋人にあなたが1番好きとか、一生あなたの傍に居るって思う事があったり言ったりするじゃない?それが結果的に嘘になっちゃったりしてもその時は本気で、100パーセントで思ってる事ってあると思うんだ。俺はそんな過去の事実を未来の今に立ってるこの場所から見降すように否定して欲しくないっていうか。昔、その時そう思ってた事ならそのまんまでいいじゃないか、って思うんだよね。何の話してんだ!分かんなくなってきた(笑)」

▶︎歳を重ねる事で多くの人は想いが変わっていくよねって話(笑)夢とか。

「ああー!そうだった!何かどうやら俺は、子供の頃を否定して大人になる人間じゃなくて子供の頃の自分と一緒に大人の自分が増えていく人間みたいなんだよね。伝わるかな」

▶︎伝わる伝わる。

「だからきっと13歳の時に夢見たことを、21歳になって周りは現実的な道に歩き出す中でも13歳の自分とその夢と一緒に居れている気がする」

▶︎そっかそっか。本当にこれからの活躍が楽しみだな。インタヴューさせてもらった事で余計に楽しみになってきた!

「よかったよ。でも本当に期待で胸いっぱいにしていて欲しいかな。他のもの、不安とかいらないから」

▶︎もちろんだよ!また是非、よろしくお願いします。

「はい!よろしくお願いします(笑)」

 

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インタヴュー=鹿野子虫 

 

 MV    https://youtu.be/ejVAUwj3-xA

 MSS  https://linkco.re/67m59TAA

  

 

 〈注釈〉

プリプロプリプロダクションの略。楽曲のキー、テンポなど基本的な部分に加え、本番で演奏するフレーズやアレンジなど、明らかにおかしい箇所が本番で発覚して、一からやり直しになることがないよう仮録りした音源を客観的に聴いてチェックする作業。

ミックス:「ミキシング」「ミックスダウン」「トラックダウン」とも呼ばれる。具体的には録音された各トラック(音)の音量バランスや音色などを調整する作業のこと。